INTERVIEW 02.

INTERVIEW2
「サポート&ケアセンターフレンズ」生活支援員
岡田 菜奈
利用者にとって身近な存在で
頼りがいのある生活支援員。
それが私のめざす理想の姿です。
生活支援の仕事を志して今の職場を希望。
自立した生活を送るために影でサポート。

中学生のときに職場体験で障害者の方のヘルパー体験をしてから、障害者支援の仕事に就きたいと考えるように なりました。尾道さつき会が運営する尾道福祉専門学校に入学し、主に高齢者福祉について学びました。
そして、そのままここに就職し、障害者支援施設「尾道サンホーム」で5年働き、今年から
「サポート&ケアセンターフレンズ」で利用者の方の生活支援や通院支援、買い物などの支援を担当しています。
「自分でできることは自分でやる」をモットーに、できるだけ一人ひとりが自立した生活を送るためのサポートを行っています。ここへの異動は、「生活支援の仕事をしたい」と自ら希望。
尾道さつき会には事業所が多くあるため、自分が志す仕事を突き詰めてステップアップできる
環境が整っていることはとても恵まれていると思います。

同期生からの刺激は向上心の原動力。
感情的な場面でも冷静な対応を心がける。

事業所によって、苦労することもそれぞれ違ってきます。
以前は介護現場での仕事が主でしたが、ここでは買い物の際はお金の準備、通院に際しては病院の予約など、
利用者の方を影で支える仕事が中心。
私よりもここでの経験が長い同期生を見ていると、細かいことまでよく気がつくなと感心させられることが多く、頼もしいと同時に「私もがんばらなければ!」と刺激を受けることも多いですね。
時には利用者の方とのやりとりの中で、感情的に何かを訴えてこられることがありますが、
そんなときはまず目線の高さを合わせて話すようにします。
あくまでも冷静さを保ちながら、利用者の方の思いをできるだけくみ取るように心がけているつもりです。そうした毎日の中で、何気ない会話を交わしながら見せてくれる利用者の方の笑顔や、
思わずクスッと笑みがこぼれるような言い間違いに、気持ちが和んだりお互いに笑い合ったり…。
そんなささやかな瞬間が今の仕事のやりがいにつながっています。

1日の流れ

  • 8:30出勤、整容支援、作業所送迎利用者の送り出し
  • 9:00朝礼、早朝勤務者から引継ぎ、当日業務の確認
  • 9:30通院支援、買い物、パソコン業務
  • 11:00昼礼、遅出勤務者へ申し送り
  • 12:00休憩(昼食)
  • 13:00館内の消毒作業、買い物、パソコン業務
  • 14:00通院支援、会議
  • 16:00夕礼、夕方勤務者へ申し送り、作業所送迎利用者の迎え入れ
  • 16:30利用者と団らん(相談や悩み事等の聞き取り等)
  • 17:00入浴支援、申し送りのまとめ
  • 17:30終業