理事長からメッセージ

福利厚生の充実で、働きやすい職場に。
本気で福祉に取り組む人を全力で支援。

尾道さつき会は1978(昭和53)年、地域の障害児者の家族や教員が中心となり、「障害のある人たちを地域で支える」という理念のもとに無認可作業所を開設したのが始まりです。
その5年後に社会福祉法人として認可を受け、親御さんの高齢化が進んだことから障害者の入所施設を開設して現在に至っています。福祉の業界で働く人の約7割は女性。女性が働きやすい職場にするため、福利厚生面の充実は絶対に必要です。
産休と育休は対象となる職員全員が取得するなど、子育てがしやすいようサポートしています。
待遇面でいえば、月間残業時間は4.2時間で他業種に比べて比較的短く、有給休暇消化日数は正社員一人当たり11.2日で、
消化率も高い傾向にあります。
その甲斐もあってか、入社3年後の離職率は全産業平均で約30%といわれますが、ここでは2015年~2019年の5年間で新卒者の3年定着率96%。
これも、2020(令和2)年12月1日現在の職員数が552名というスケールメリットを生かしてできることです。
役職が上がるにつれて給与も上がります。
また、サークル活動が盛んなのも特徴で、サークル活動を通じてできる横のつながりが職場の人間関係を円滑にしている側面もあります。高い志をもって尾道さつき会を職場に選んでいただいたのですから、しっかり定着して働いてもらえるよう、できる限りのサポートを惜しみません。
その一環として、費用は法人が全額負担して県立広島大学経営専門職大学院(MBA)へ職員を派遣したり、福祉における職員の視野を広げるためにICTが発達している台湾で国際交流事業を実施。
本気で福祉の仕事に向き合いたい人には、これからも全力で支援していきます。